米雇用悪化リスクを指摘、FRB議長が資産縮小停止も示唆
2025年10月15日 6:12 更新
【ワシントン共同】米国の中央銀行にあたる連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は14日、東部ペンシルベニア州で行った講演の中で、現在の雇用情勢について「悪化リスクが高まっている」と警鐘を鳴らしました。
また、FRBが保有する資産の縮小についても、今後数カ月以内に停止する可能性を示唆しました。これは、経済の不透明感が強まる中での柔軟な対応を示すものとみられています。
パウエル議長の発言は、今後の金融政策や雇用市場に対する慎重な見方を反映しており、投資家や経済関係者の注目を集めています。
(写真)FRBのパウエル議長=9月、米ワシントン(ロイター=共同)
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